業務用エアコンの室内機の形状には、様々なものがあります。
実際に使用する際には、お部屋の間取りや建物の構造に合わせてたものを選択することが重要です。ここでは室内機の形状別に、特徴やメリット・デメリットをご紹介いたします。
吹出口が4方向のタイプです。
業務用エアコンの中でも、70%以上に採用されている最もポピュラーなタイプです。
人感センサーや除菌、自動フィルター掃除機能など多くの付加機能が標準やオプションにあります。
※設置するためには、天井の懐高が30~35cm程度必要になります。
4方向に風を送る為、温度ムラができにくく、風向調整機能など充実しています。
特になし。
廊下など細長い間取りに適しています。
4方向タイプに比べ風が偏りやすい。
メーカーにより大きさも異なるため設置前に確認が必要です。
下がり天井に設置した場合は前吹出しや、下吹出し+前吹出しの2方向も可能です。
4方向・2方向タイプに比べ風が偏りやすい。
メーカーにより大きさも異なるため設置前に確認が必要です。
吹出口を本体から離して設置できるので、レイアウトが自由。
デザイナーズ物件などに合わせて柔軟に対応できます。
他の形状の業務用エアコンに比べて、部材や工事費用が比較的高くなります。
天井内部の状況(梁・配管等)によっては、施工不可能な場合があります。
室内機を天井内に埋込み、本体から吸込口や吹出口を分散させる為、天井面には吹出口のみ。
インテリアにこだわる空間で、空調機の存在をなくしたい場合に最適です。
※設置するためには、天井の懐高が30~35cm程度必要になります。
天井面には吹出口のみなので、レイアウトが自由。
デザイナーズ物件などに合わせて柔軟に対応できます。
他の形状の業務用エアコンに比べて、部材や工事費用が比較的高くなります。
天井内部の状況(梁・配管等)によっては、施工不可能な場合があります。
空調機が完全に隠れるので、メンテナンスが難しくなります。
各メーカーが高天井や奥行きのある店舗向けに吹出し気流を工夫しているので、設置場所に応じた選定がしやすい。
天井面に設置されるため、壁掛、床置よりはインテリアとの調和がとりやすいです。
埋めこまないので空調機器を見えるところに設置する必要があり、配管が室内露出になる場合が多い。
比較的に工事費用やランニングコストも安価で、メンテナンス性も良い。
天井に設置するタイプよりも、温度ムラができやすい。
また、配管が室内露出になる場合があり、壁面スペースが多少犠牲になる。
取付が最も容易で、比較的工事費用が安価です。
また、メンテナンス性も良く店舗や工場など幅広く使われています。
設置スペースが必要になる。
また、メーカーにより空調機器の大きさが異なるため確認が必要。
ここまで形状ごとの特徴やメリット・デメリットをご紹介してきましたが、買い替えの頻度も低く、尚且つ業務用のエアコンとなると、実際に一から十まで選定を行うとなると難しいと思います。
そんな時は、業務用エアコンの施工・販売の経験が豊富な弊社にご相談ください。
空調専門の担当営業が、お客様のご要望・ご予算・ランニングコストも含めた上で丁寧にご案内致します。
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